今日は、合理性、非合理性の話をします。
よく、
「1冊1分になって、内容は理解できるのですか?」
と聞いてくる人がいます。
そういう人には、
「さっぱり理解できるようになりませんよ? それが何か?」
とお答えするようにしています。
どういうことか。
つまり、この質問をする人は、合理的な観点から、
1冊1分になることを聞いているわけです。
1冊1分は、理解禁止です。
理解をせずに、そのままダイレクトに内容を頭に入れます。
理解をしていたら、遅いんです。
理解をしている暇があったら、ページをめくったほうが早い。
つまり、合理主義の人は、理解できるかどうかに価値を置いているから、遅いんです。
「理解できなかったら、意味がないじゃないか!」
という方がいるのですが、
「はい。意味ないですよ? それが何か?」
と答えるようにしています。
つまり、合理主義の人は、意味があることをしたいと思っているから、
1冊1分には永久になれないんです。
実際に、1分間勉強法の合宿では、意味がないトレーニングばかりをします。
意味がないことと続けていくと、その先に、1冊1分の世界があるのです。
合理の世界でなく、非合理の世界に、1冊1分は存在するのです。
あなたも、非合理の世界に足を踏み入れていただけたらなあと思うのですが、
多くの人は、合理主義から抜け出せないまま、一生が終わります。
いい学校を出て、いい会社に就職するのは、合理主義です。
でも、それって・・・
楽しいの?
もっともっと、楽しい世界があるんじゃないの?
と思うわけです。
1冊1分は、理解できるんですか? ではなく、1冊1分は楽しそう!
と思える人が、成功します。
論理から、感情の世界へ。
合理から、非合理の世界へ来ることが、人生の成功なのです。