ワンミニッツリーダーの寿子さんは、作家志望です。
ひとつの作品を出版社に持っていったところ、
「これは、実績が必要ですね。これを読んでできるようになったという実績がないと」
と言われたそうです。
新人作家は、本が出ていないので、本を読んだ人の実績がほしいと言われても、困ります。
こういう場合は、
「では、こちらの原稿はどうでしょうか?」
とストック原稿を出せばいいのです。
すでに、否決されたときに出す原稿があれば、成功します。
それでもだめだと言われたら、
「では、この原稿ならば、どうですか?」と出せばいいのです。
作家になりたい人は、すでに3作品以上の原稿があって、普通です。
すでにできている原稿がないと、今ある原稿を改良せねば・・・という思考回路になります。
今の石井でも、10の企画を持って行っても、9のタイトルは否決されます。
100万部以上出している作家でも、企画会議は通らないのです。
でも、そのときに、「こちらなら、いかがですか?」と立て続けにアイデアが出せる人が、本を出せる人なのです。
★すでに、原稿が書けている人が、本を出せる。ひとつではなく、3つの原稿はいつも書いている状態にしておこう。